
国の燃料油価格激変緩和事業補助率の段階的な見直しに伴い、道内各市場では昨年12月19日から仕切り価格上昇分の小売価格への転嫁を進めているが、道内35市のほぼすべてが値幅こそまちまちながら燃料油納入価格に反映していたことが今月8、9日現在の本紙調査で明らかになった。レギュラーガソリン35市平均価格は前回12月調査から4円25銭上がって163円36銭となっている。 =金額は消費税抜き=
■ ガソリン・軽油
国の燃料油価格激変緩和事業については、総合経済対策策定後の昨年12月から「出口に向けて段階的に対応する」こととし、12月19日から基準価格と高補助率発動価格との間の補助率を月10分の3ずつ見直している。
それに伴い補助金を織り込んだ実質ベースの仕切り価格が上昇。小売価格への転嫁が進まない場合には次回からの補助金が下がるといったこともあり、道内各市場はこぞって転嫁を進め、道内35市も価格改定スパンを縮めるなどして納入価格に上昇分を反映させた。
ただ、市場では転嫁後すぐに値崩れが見られたことから、納入価格改定のタイミングの違いで上げ幅に大きな差も出ている。
レギュラーガソリン35市平均価格は前回12月調査を4円25銭上回って163円36銭。最高値は消費税込みなら190円に迫る稚内の170円、最安値は芦別の153円90銭だった。
そうした状況は軽油も同様で、35市平均価格は4円23銭上がって149円93銭となっている。
■ 灯油・A重油
灯油はプライスリーダーでもあるコープさっぽろが12月19日から5円の値上げに動くなど転嫁が順調に進んだことで、未納入1市を除く34市平均価格は3円86銭上がって111円30銭。最高値は小樽での122円、最安値は札幌での85円30銭だった。
A重油も未納入1市を除く34市平均価格は3円78銭上がって110円70銭となっている。
北海道のガソリン価格予想
3月30日(月)から4月5日(日)まで
変わらず
緊急的激変緩和補助金で価格維持か
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03月30日付ヘッドライン
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