
来月以降、2カ月前から車検が受けられるようになる。自動車検査証の有効期間を失うことなく継続検査を受けられる期間は、これまで有効期間満了の1カ月前と規定されていたが、道路運送車両法施行規則改正で4月1日からは2カ月前から受検が可能となる。2カ月前に受検しても新車検証の有効期限は旧車検証の有効期限から2カ年となる。
車検証は2023年1月からそれまでのA4サイズがICタグ付きのA6サイズに切り替わっている。この電子車検証は車検証内の情報を有資格者の記録等事務代行者(指定整備事業者や行政書士など)が運輸支局に行かずオンラインで更新でき、検査標章などを印刷できるようになったことがメリットとして挙げられている。
この電子車検証で車検の更新手続きなどが簡素化されたとはいえ、検査場に持ち込んで継続車検として車検を通す必要があることには変わりはないが、事務手続きがオンライン化されたことで、ユーザー車検などが受けやすくなるという見方もある。
車検で言うと、2024年10月から国産車には車載式故障診断装置(OBD)診断が義務化されている。今は多くの車に搭載されている自動ブレーキなど様々な電子制御装置の目に見えない故障に対応するもの。車検項目に追加され、12カ月点検と合わせて1年ごとの点検が義務化された。
様々な変更がなされてきているが、特に2カ月前車検は積極的に告知して予約の獲得につなげられないものか。 (祐)
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12月8日(月)から12月14日(日)まで
価格上昇
11日補助金増額で値下げ
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12月15日付掲載予定
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