
EXPO2025大阪・関西万博が13日から始まった。開催前から費用やパビリオン建設の遅れ、来場者数予想や高額チケットなど何かと問題点ばかりが取り沙汰された。開幕1週間前にもメタンガスが検出されるなど負の話題に事欠かない万博だが、10月の閉幕時には「やって良かったね」と言われるような万博になるのか。
万博では、会場内や外周道路でEVバス「eMover(eムーバー)」が運行される。このうち3台の小型バスは無人運転が可能なレベル4相当の自動運転、さらに6台の小型バスは走行中に給電も行うそう。ほかにも話題になっているものはたくさんあり、来場客は「未来」を体験することができる。
先日、札幌市内に新しい水素ステーションがオープンした。道内では4カ所目だが、バスやトラックなど大型車に充填できる施設は初だそう。水素自動車は走行時にCO2を排出せず地球に優しいエネルギーとして電気やアンモニアとともに注目されているが、価格が少々高いのが難点。このステーションでは1㎏2200円で、5・6㎏の水素ガスが入るトヨタ「MIRAI」を満タンにすると約1万2000円。航続距離は約600㎞程度だが、やはり高く感じる。これから現行のEVのほかに水素やアンモニア、合成燃料などを使用する車が実戦投入されていくだろうが、車両本体価格のほかにもランニングコストの高さもクリアしないと本当の「未来」にはたどり着かないのかも。 (彰)
北海道のガソリン価格予想
12月8日(月)から12月14日(日)まで
価格上昇
11日補助金増額で値下げ
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12月15日付掲載予定
■道のり遠い適正市況 安値への追随止まらず 道内市場 |
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■経営状況改善は17.9% 北海道の労働事情で中央会が調査 |
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■油販も油外も「さらに増販」へ AIXセルフ五輪通りSS |