一枚岩の「結束」決意
難局乗り切り 飛躍期す
2026.1.20

荒井理事長(右端)が音頭を取って祝杯を挙げ開宴した
 北石連(河辺善一会長)や道油政連(杉江俊太郎会長)など業界4団体共催の2026年新年交礼会が15日、札幌市内のホテルで開かれ、来賓を含む約50人が難局乗り切り、さらなる飛躍を決意した。4団体を代表しあいさつした河辺会長も「合法的にそれぞれが手を携え、2026年を乗り切ろう」と訴え、将来を見据えた一枚岩の結束を求めた。



 新年交礼会には18地方石協の理事長ら役員に加え、行政や在札元売からの来賓、業界関係者ら約50人が参加した。

 冒頭、共催4団体を代表して河辺会長があいさつ。まずは「昨年は予期せぬことも含めいろいろあったが、皆さん方にはそれを乗り越え、ここに参集いただいた。大変ありがたいことであり、我が業界、まだまだいけるなとの感を強くした」とした上で「今年もいろいろな問題がひしめいている。合法的にそれぞれが手を携え、2026年を乗り切ろう」と訴え、一枚岩の結束を求めた。

 引き続き来賓を代表して北海道経済産業局の浦田秀行局長、北海道の三橋剛副知事、出光興産北海道支店の山口裕支店長が祝辞を送った。

 中で浦田局長は「人口減少が進む中で、SSの維持、継続を図ることは地域にとっても重要な課題」だとし、国の補正予算活用を呼び掛けるとともに「中小が多いSSの経営力強化に向け、人手不足への対応、経営の多角化、事業承継といった支援に一層力を入れていく」ことを約束。

 さらに次世代半導体製造のラピダスにも言を進めて「今の本道経済はロケットの1段目に点火されたような状況であり、これを成長軌道に乗せるため加速化させていくのが2026年の仕事」だとしながら、力強い「地域財政計画の策定」とともに、業界の協力にも期待を寄せた。

 また、LPガス利用者の負担軽減などを盛った新たな経済対策にも触れた三橋副知事は、自家発電設備の導入や発災時を想定した訓練の実施など業界の取り組みを「心強く思っている」とし、引き続く協力を要請。

 山口支店長は、旧暫定税率廃止など大きな変化の中で「石油への注目がかつてないほど高まっている」ことや、燃料の安定供給と脱炭素など将来への投資という「相反する難しい課題」に取り組まなければならないことを強調するとともに、防災や安全、法令順守の必要性も訴えて、丙午よろしく「暴れ馬に乗って遠くまで行けるよう頑張ろう」と呼び掛けた。

 このあと札幌石協の荒井喜和理事長が、成功裡に終わった昨年の全石連総会に対する協力に感謝の意を表しながら音頭を取って乾杯し開宴。最後に杉江会長があいさつして締めくくった。

あいさつする河辺会長

祝辞を述べる道経産局の浦田局長

道の三橋副知事

祝辞を述べる山口支店長


北海道のガソリン価格予想
3月30日(月)から4月5日(日)まで
変わらず
緊急的激変緩和補助金で価格維持か

04月05日付掲載予定

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