29年度 593億円余り
災復が需要押し上げ
2018.6.20
 軽油引取税は道税収入の1割強を占める貴重な自主財源となっているが、平成29年度調定額(課税総額)は、暫定値で593億5122万8千円となっていることが北海道総務部財政局税務課のまとめで明らかになった。一昨年夏に発生した台風被害の復旧工事が本格的にスタートしたことや、貨物輸送の増大などが押し上げ要因となり、前年度(確定値)を21億円余り上回っている。

 調定額は、石油販売事業者など特別徴収義務者からの申告分に、不正混合などによる更正決定分を合算したもので、滞納分は含まれない。

 平成29年度は593億5122万8千円(暫定値)で、年度当初の見込み額557億8566万9千円を36億円弱、前年度(確定値)572億4255万7千円を21億円強上回った。

 見込み額などを大きく上回ったのは、一昨年夏の台風7・9・11号の連続上陸、勢力が強い台風10号の同時接近により発生した被害の復旧工事が本格的にスタートしたことによるもの。激甚災害の指定を受けたことなどで公共投資が一気にふくらみ、復旧工事用重機やトラックの高稼働が軽油需要を押し上げた。

 このほか景気回復に伴う貨物輸送の増大や大雪による除排雪重機の出動増加も要因と見られる。

 平成19年度以降(図参照、金額単位・億円、19~28年度は確定値)では暫定税率の失効で前年度比16%強の大幅減となった20年度の587億9391万円、消費税増税など特殊要因が重なった26年度の585億8600万円こそ上回ったが、25年度以来4年ぶりとなる600億円台にはわずかながら届かず、700億円を超していた19年度との比較では110億円余り下回る状況。ただ、2年連続の増加となっており、今後への期待も十分に残している。


北海道のガソリン価格予想
2月16日(月)から2月22日(日)まで
価格上昇
元売仕切り価格が上昇

02月20日付ヘッドライン

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