北海道のガソリン価格予想
9月8日(月)から9月14日(日)まで
変わらず
仕切り値上げも
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09月10日付ヘッドライン
■12市が改定見送る、ガソリンは多くが値上げ 道内35市燃料油納入価格 |
■増販への努力結実 夏商戦「意外に良かった」 |
■道内中小認定率2.42% 事業継続力強化計画 |
■影響あり漸減92.2% 道が原油・原材料価格高騰で調査 |
■「徐々」より「劇的」な拡販模索 中和石油セルフ簾舞 |
石油情報センターがまとめた令和7年3月末現在の「セルフSS出店状況」によると、スプリット型を含む全国のセルフSS数は前年同期比86カ所増の1万915カ所で、全SSに占める割合(セルフ化率)は0・9ポイント増の40・4%。このうち本道のセルフSS数は2カ所増の572カ所、セルフ化率は0・7ポイント増の34・9%となっている。
昭和48年の晩秋、全国のスーパー店頭からトイレットペーパーや洗剤が消えた。この年の10月に勃発した第4次中東戦争がきっかけとなり、OPECが原油の供給制限と輸出価格を大幅に引き上げたことで原油価格が3カ月で4倍にまで高騰。石油の供給が途絶えるという不安感から買占めなどにつながった第1次オイルショックである。現在でも、石油の供給が途絶えたら生活が成り立たなくなることは容易に想像できる。
原油市況の近年の主な変動要因
2020年以降の原油市況の主な変動要因は、①新型コロナウイルスのパンデミックの影響による需要の急減、OPECプラスの協調減産、需要の回復、経済・社会構造の変化、②ウクライナに軍事侵攻したロシアに対する西側諸国の経済制裁の影響、制裁に加わっていない国々のロシアからの輸入増による需給の均衡、③イスラエルとパレスチナおよびイランとの軍事紛争など地政学リスクの高まりと緩和、④世界的な景気低迷による影響、⑤米国の政権交代による影響などでした。
◎…今年も残りあとわずか。師走商戦も最終局面に突入している。何と言っても、今年はコロナ禍からの脱却が課題だった。ここにきて国内の新規感染者数はひと頃に比べ激減しているものの油断は禁物だ。店頭での感染防止対策については繁忙期の今だからこそ欠かすことができない。昨年12月は全国的に記録的な大雪に見舞われ、関越自動車道では多くの自動車が立ち往生し閉じ込められた。日本海側の高速道路などでも同じような事態が発生した。大雪による供給対策も忘れてはならない。
2月の空知石協通常総会で理事長に就任した。米倉慎一前理事長から後継を打診されるまで「そのような役が回ってくるとは思いもしなかった」そうで、戸惑いも少なからずあったようだが、熟考の末に「長年お世話になり、育ててもいただいた業界に恩返しができれば」との思いで引き受けることにしたという。
今年で43回目となるカスタムカーや自動車関連製品の展示販売を行う「東京オートサロン2025」が、1月10日から12日の3日間幕張メッセで開催され
、車ファンなど25万8406人が来場した。
【旭川】道北5石協(旭川、宗谷、上川北部、留萌、富良野)が持ち回りで開催している「道北ブロック5石協連絡会議」の第21回会議が19日、旭川市内のホテルで開かれ、各石協役員らが喫緊の課題を俎上に載せて意見を交換した。中では深刻化する「人手不足」や、不安視される「石油組合の今後」などをテーマに、実情にも踏み込みながら打開策を模索した。