「猛暑特需」肩すかし
天候不順 油販も直撃
2017.8.25

札幌市内のSSでは遠出を避けた帰省客らで賑わいも
 最大で10連休にもなる今年の盆休暇。猛暑予報などもあって盆商戦への期待はいやが上にも膨らんだが、蓋を開けてみれば、不順な天候がそれに水を差した。道内各地のSSでは「例年並み」とするところも少なくないが、雨にたたられた函館など道南圏では、新幹線効果も薄れて「惨たんたる状況」のまま終盤へ。総じて「低調」な盆商戦と言えそうだ。

 ハイブリッドカーなど低燃費を誇る次世代自動車の急速な普及で、燃料油需要の減退は織り込み済みだったが、今年の盆商戦は天候不順に泣かされた。地域によって多少の差はあるものの、振り返って「良かった」とするところは少数。例年並みがやっと、多くは「例年以下だった」と口をそろえる。


 しのつく雨で観光客の入り込みも「少ないように感じられた」という函館など道南圏では、新幹線開業で沸いた昨年とは打って変わって低調に推移。ある民族系SS所長は「自燃油、油外ともに惨たんたるもの」と表情を曇らせ、別の民族系SS所長も「自燃油に限れば、例年を10%くらい下回った」と話す。観光名所、五稜郭に近い外資系SSでも「客の入りは悪かった」という。

 こうした状況は、観光名所を多く抱える旭川や網走、帯広、釧路などでもほぼ同様だ。レンタカーは「活況」だったものの、自燃油、油外は例年並みがやっと。多くのSS所長は「例年を下回る状況」だと振り返る。ただ、釧路では、少数ながら「本州ナンバーの車が目立ち、概ね良好」とするSS所長もおり、対極を見せた。

 昨年は苦戦を強いられた札幌など道央圏は、遠出を避けた帰省客の来店増などもあって「後半に盛り返し、例年を上回った」ところも多い。

 総じて「低調」と総括せざるを得ない今年の盆商戦だが、きょう20日まで盆休暇を取る企業も多く、天候の回復を追い風として巻き返しを図りたいところだ。


北海道のガソリン価格予想
2月16日(月)から2月22日(日)まで
価格上昇
元売仕切り価格が上昇

02月20日付ヘッドライン

■些細な「行き違い」が主 消費者センターへの灯油めぐる苦情等
■得意先に「幸運」届ける 稚内で灯油まつり公開抽選会
■「健全経営」など重点に 北見石協が通常総会で事業計画など決める
■洋上風力関連産業創出へ1500万円 北海道の新年度予算案
■油外拡販へ積極的取り組み ナラサキ石油発寒SS