
下げ基調で推移してきた道内35市の石油製品納入価格だが、ほぼ半数の18市が8月中の改定を見送っていたことが1日現在の本紙調査で明らかになった。さらに9市が改定をしても全油種据え置きとしており、前回8月4日調査以降の動きは小幅。レギュラーガソリンの35市平均価格は前回を15銭下回る121円51銭となっている。 =金額は消費税抜き=
■ ガソリン・軽油 軟化後直ちに修復に動く道内各市場の動向が35市の価格改定にも微妙な影響を与えたと思われるが、レギュラーガソリンについても改定を見送った18市、全油種据え置きとした8市のほか、さらに2市が価格を据え置いており、動きがあったのは小樽や苫小牧、旭川など7市だけ。
このうち3市が最大で3円の値上げ、残る4市が最大で4円の値下げを行っており、35市平均価格は前回調査(8月4日現在)を15銭下回る121円51銭となっている。
最高値は消費税込みで139円強となる紋別の129円、最安値は同じく125円強となる芦別の116円だった。
軽油も同様で、35市平均価格は前回を16銭下回る106円69銭と小幅な動きにとどまった。
■ 灯油・A重油 灯油は、何らかの改定を行った17市のうち全油種据え置き8市を含む14市が価格を据え置き、江別、北広島、旭川が最大で2円値下げした。35市平均価格は前回を09銭下回って68円48銭。最高値は稚内の78円、最安値は札幌の50円20銭だった。
A重油は、江別と北広島が値下げしたほかに動きはなく、35市平均価格は前回を11銭下回る68円26銭となっている。
北海道のガソリン価格予想
11月3日(月)から11月9日(日)まで
価格上昇
値戻しへの意欲旺盛
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10月20日付ヘッドライン
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