
需給のタイト化などを背景に比較的安定した市況を形成する道内各市場。道内35市の燃料油納入価格もそうした市場動向を受け、小幅な動きで推移していることが今月1日現在の本紙調査で明らかになった。レギュラーガソリン35市平均価格は134円83銭。前回2月6日調査以降、10市が価格を改定したが、それを上回る12市が価格を据え置いている。=金額は消費税抜き=
■ ガソリン・軽油 1日現在のレギュラーガソリン35市平均価格は消費税込みで145円強となる134円83銭。前回2月6日現在での調査以降、13市は価格の改定を見送っており、何らかの改定を行った22市のうち6市が帯広の5円62銭を最大に値上げ、4市が北見の3円を最大に値下げしたが、市況の安定を背景に12市が据え置いたまま。動きは25銭の小幅な上昇にとどまった。
最も高かったのは消費税込みで150円を上回る網走の141円、逆に最も安かったのは芦別の128円90銭で、その差は12円10銭。
軽油もほぼ同様で、35市平均価格は前回調査を38銭上回る119円99銭となっている。
■ 灯油・A重油 灯油は、コープさっぽろが1月30日給油分から全道一律3円の値上げに踏み切り、それに追随した販売業者も少なくなかったことから、35市平均価格は82円77銭まで持ち上がり、4油種の中では最も大きい1円12銭の上げ幅となった。
最も高かったのは、消費税込みで99円強となる根室(郊外)の92円。
A重油も、納入を停止している深川を除く34市平均価格は81円09銭となり、92銭上昇した。
北海道のガソリン価格予想
4月28日(月)から5月4日(日)まで
価格下降
値戻し後の下げ基調
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04月30日付ヘッドライン
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