
道内35市の石油製品納入平均価格は、レギュラーガソリン、軽油、灯油、A重油いずれも小幅ながら値下がりしていることが、今月6日現在の本紙調査で明らかになった。このうちレギュラーガソリンの35市平均は2月の前回調査を73銭下回る120円37銭。値上げ後すぐに軟化する市場動向が災いし、2月20日頃からの全道的な底上げは反映されなかったようだ。 =金額は消費税抜き=
■ ガソリン・軽油 急激な市場価格の変化がない限り、毎月20日過ぎに価格の改定を行って月初もしくは翌月当初から新価格を適用する市が多い中で、2月20日頃から全道的に進んだ底上げを反映した市は、ほとんどなかった。ある市の契約担当者が「猫の目」と評したように、値上げしても翌日には軟化しだす最近の市場動向が、各市の価格改定に微妙な影響を与えたようだ。
レギュラーガソリンについては、前回調査(2月6日現在)以降、改定を見送っている6市を除く29市のうち、1市が1円値上げ、6市が従前の価格に据え置く一方、22市が50銭から4円までの幅で値下げし、35市平均は120円37銭。前回調査を73銭下回った。
軽油もほぼ同様の状況で、35市平均は1円41銭下がって105円76銭となっている。
■ 灯油・A重油 灯油は、29市のうち7市が10銭から2円までの幅で値上げ、10市が据え置き、12市が1円から2円までの幅で値下げしており、35市平均は前回調査を39銭下回って72円30銭。
A重油は、8市が60銭から2円までの幅で値上げ、12市が据え置き、8市が1円から2円までの幅で値下げし、35市平均は09銭下がって70円04銭だった。
北海道のガソリン価格予想
4月28日(月)から5月4日(日)まで
価格下降
値戻し後の下げ基調
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