市況の「適正化」進展
震災発生でずれ込む
2018.9.30

レギュラーガソリン看板価格は156円大勢に
 今月第4週に入り、道内主要市場での市況是正に向けた動きが急だ。市況形成をリードする札幌市場では、21日から仕切り上昇分などの転嫁に動く販売業者が相次ぎ、市内のレギュラーガソリン看板価格はフル156円、セルフ153円大勢に持ち上がった。札幌周辺や函館なども同様。旭川、帯広、釧路などでも是正気運は大きく盛り上がっている。

 供給不安などを背景とした原油価格の高騰などから、元売仕切り価格は今月に入り、第1~第2週に2円、第2~第3週に1円50銭値上がり。続く第3~第4週は据え置きとなったが、第4~第5週には再び1円値上がりしている。

 道内各市場では、こうした仕切り価格の上昇を受け、第2、第3週からの末端転嫁に向けた動きが各販売業者から伝わってきていたが、6日に発生した北海道胆振東部地震や、それに伴い全道域に及んだ「ブラックアウト」で大混乱。また、時期的に便乗値上げとも取られかねないといった懸念もあり、6日から5円程度の転嫁が全市的に進んだ北見を除き、しばらく値上げを見送る販売業者が相次いでいた。

 一部に3円程度の軟化が散見された札幌市場では、21日からほとんどの販売業者が5円程度の転嫁に動き、レギュラーガソリン看板価格はフル156円、セルフ153円大勢に持ち上がった。ある販売業者は「これでも1、2円程度の取り残しはあるが、今の段階では順当な線か」と話す。

 こうした動きは苫小牧や岩見沢、滝川など札幌周辺、さらには函館、稚内などでも同様で、時期をほぼ同じくして同水準まで持ち上がった。

 これらのほか旭川、帯広、釧路などでも是正に向けた気運が大きく盛り上がっている。


北海道のガソリン価格予想
2月16日(月)から2月22日(日)まで
価格上昇
元売仕切り価格が上昇

02月20日付ヘッドライン

■些細な「行き違い」が主 消費者センターへの灯油めぐる苦情等
■得意先に「幸運」届ける 稚内で灯油まつり公開抽選会
■「健全経営」など重点に 北見石協が通常総会で事業計画など決める
■洋上風力関連産業創出へ1500万円 北海道の新年度予算案
■油外拡販へ積極的取り組み ナラサキ石油発寒SS